闇AVすごろく No.4~8

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というわけで闇AVすごろくの壁打ちの続きをやっていきます。最初に言っておきます。「8」があります。
自分でマス目考えておいてなんだけど、24問多いよ~~!先に壁打ち書いてくれていた人たちの凄さを思い知りますね…
今回も自分ちの太中解釈にこだわらず妄想しますので、グロかったり痛かったり辛かったり不愉快だったり救いがなかったりするので、読むだけなら何でも大丈夫な人だけお付き合いくださいね。あっ、ただのネタ語りではあるものの、内容はR18Gなのでその点もご注意くださいね!

 

4. 意識を飛ばすまで抱くと中原の別の人格が出てくる

最近の作品ではあまり見なくなりましたが、原作8巻の共闘からDAの特典(十五歳)が出るまでの期間に生み出されていた太中作品の中には、「中也の別人格=荒覇吐くん」という設定のものがありましたよね。あれ好きなので作者様方にはどうかどうか消さずに残しておいていただきたいです…いいじゃないですか…どんな世界があったって…作者だってBEAST書いてるんですかr
そう、どんな世界があったっていいなら、太宰に意識を飛ばすまで抱かれると、中也の中にいる「中也が自分の中に再現した太宰」の人格が出てくるというのもいいですね。
ストブリの拷問シーンで、中也が太宰の幻覚を見るシーンがあるじゃないですか。あのシーン、旗会や《羊》の面々の幻は「言いそう」なことを中也に言うのに、太宰の幻だけ、「いや、言いそうで言わなそう」って感じがして、個人的には違和感があるのですよね。特に「君はね、深いところで僕と同じなんだよ」の部分。太宰との付き合いの中で、「いやこれは言わんやろ」って思いそうなもんだけどなあ、と。
でも、中也があの幻たちに「言ってほしいことを言わせている」と考えたら、途端にLOVEだなと…。心の奥底では、仲間(旗会)から許されて楽になりたい、仲間(羊)から散々に責められて楽になりたい、という、そうならないでほしいけどそうなってほしいというアンビバレントな願望。そして太宰に対しては、「唯一中也を真に理解し、深いところで同じ心を持っている」ことを求めているとしたら。
中也が太宰を好きな場合、その太宰から容赦なく抱かれたら、「太宰!太宰!太宰!太宰…!」ってなっちゃうから、そこで意識を手放したら、自分の中で育ててきた「自分の理想の太宰」が出て来てしまうこともありえるんじゃないかなって。
…ということは、この世界線では、中也の片想いなんでしょうね。少なくとも中也はそう思っている。太宰は、中也が中也の顔と中也の声で太宰治のようにしゃべりかけてくるのを、幼児の学芸会を観るような気持ちで眺めながら、うんうんそうだね、と普通に会話しながらセックスを続行するんでしょうね。
「中也は私のお芝居が下手だね。私が動けないときは、中也に私のフリをさせて任務に行かせることを森さんは考えていたみたいだけど…だから私の仕事の後任を色々やらせていたんだろうけど……ふふ、こんな大根役者には無理だよ」
「太宰治なら、好きな子とセックスしているときくらい、もっと嬉しそうな顔したら?」
って言って、中也にめろめろだって丸わかりな顔で笑ってほしい。
ん?両思いだなこれ? 付き合っている。

 

5. 地下に潜っていた四年間は何をしていたの?

最近、この「四年間の地下生活太宰くん」の妄想をするのがアツイです!!!
一番最近のすごろくスペースで話した「名前や身分を変えて全くの別人として横浜ではない土地で生活している」というのも良いですし(この設定には、原作世界線のままで書こうとするとなかなか書きづらい、横浜以外の地域で生活している太中を書けるという利点があります)、ちょっと前のワンライで書いた「言葉通りの『地下』に閉じ込められている」というのも良いですし、つい最近は、「特務課のモルモットとして異能研究に協力してあげることで経歴洗浄の貸し借りをなしにした」という設定を妄想して、その設定を使ったお話のプロットを書いて、ある方に押し付けました(その設定がメインの話ではないのでネタバレにはならないです)。
そういうわけで、地下太宰くんの目撃情報、常時募集しています!地獄の3丁目~うちの地下太宰知りませんか?~

 

6. 何度タイムリープしても相手が死んでしまう

シュタゲが好きなんですよ……。失敗した失敗した失敗した失敗した……な太中、何万冊でも読みたい。
太宰は死に嫌われていて、死が迎えに来てくれないから、死んでしまうのは中也なんだろうなあ。
中也が死んでしまって、そこで『本』や『可能性世界』に縋るのでなく、自分と関わってきたあの中原中也を取り戻したいから今この世界の時間を戻そう、と考える太宰くんは中也のことだいぶ大好きですね。好きって認めてて、相手にも伝えていた世界線なんだろうな。そんなハッピーな世界に限って、無慈悲に閉ざされてしまうんだね……。
時間を戻せる異能力者、あるいは異能兵器を手に入れて、……その時点でおそらく色んなものを敵に回しているから、探偵社からは離れて単独行動していそう。太宰や…よく覚えておくんじゃ、こういうゲームではな、仲間を信頼して協力しないと、TRUE ENDには行けないんじゃよ…。たぶん探偵社の仲間を頼って、ポートマフィアとも取引して協力してもらえるフラグを立てないとTRUEに行かない。
太宰は異能が効かないから、時間を戻す異能兵器――その名も『時間停止ストップウォッチ』『懐帰時計』(ダサいな…でも今は異能兵器の固有名詞が欲しいだけだからこのまま行きますね…)を使って過去の時間に戻れませんよね。どうしたもんか……毎回俺たちを悩ませる、太宰治異能効かない問題……。
あの最近原作によく出てくる異能が発動できなくなる手枷を使おうかな。あの手枷を両手に嵌めた状態で懐帰時計を使って時間を過去に戻し、中也が死なないようにあれこれ奔走する。しかし毎回途中で何者かに邪魔をされ、あと一歩のところで中也を死なせてしまう。
この「何者か」の正体は、未来から来た中也。
太宰の『人間失格』は「例外なく異能を無効化する異能」なので、「異能の発動を阻害する異能金属」に触れると、「発動を阻害する」が「無かったことにされ」て「阻害されなくなる」から「発動する」はずだけれども、「異能無効化」が発動するとき「無効化する対象の異能」が「無かったことにされている」ので無効化の異能力の持つエネルギーの向かう先が……アアアアアアア私は何を言っているんだ??(ほらもう…難しいこと考えようとするから…)え~~~~と、特異点が、発生します(いきなり雑)。
で、太宰は、特異点すら異能の進化形態という扱いで無効化してしまうため、その膨大なエネルギーは外に放出されることなく太宰の内部に留まり、過去に戻ることはできるけれども特異点のエネルギー量に人間の体が耐えられず、その手枷を装着した状態で懐帰時計を使い続けると、何度目かのときに骨や内臓が破裂して死亡、という結果に至ってしまう。やっと中也を助けたとき、太宰が死ぬ。それを見た「太宰によって助けられた中也」は、明らかにこいつは何らかの異能で死んだ、なぜ異能無効化が働かなかった?というところから、これは特異点だと推測し、太宰の異能と矛盾する異能について推測し、その異能を使うに至った動機を推測し、「あいつは俺を死なせないために時間を戻している」という結論に辿り着く。そして、「自分を死なせないために時間を戻している太宰を止めるために過去に行く(時間を戻すのとは別のアプローチ)」ということを始めるのであった……。
完全に相思相愛だな……。でもこれたぶんメリバです。付き合っている。(死後の世界で)

 

7. 事故で記憶を喪失し自分を忘れた相手に自分たちは〇〇だと嘘をついた

大好きなやつ~!他人同士の会話が性癖なので、ベタですが「赤の他人」が好きですね。前に怪盗×探偵パロでそういうの書きました。
逆に「相棒だったんだ」と嘘をつくパターンで、『サイキックNo.9』という話を書いたときは、「自分たちは超能力集団だ!」と突拍子もない嘘をついて、超能力の供給は粘膜からの摂取が一番だよ♡というどっかで聞いたことありすぎる理論でまんまと中出し連続セックスに持ち込みました。少ないページ数で挿入に持ち込むためには手段なんて選んでいられないんですよ。

せっかくだから他のパターンも考えてみよう……う~~ん、「自分たちは主従関係だと嘘をついた」っていうのもいいですね。
太宰が主人で、ちょっとえっちなティーンズラブ展開もいいけど、主人自ら従者を迎えに来てくれるのだいぶ優しいな……中也を油断させるための行動だったとか?その後急に態度が豹変して「俺の下でAGAKE」展開になるの?? ――絶望という名の運命を与えよう――
中也が主人っていうのもいいなあ!頭に包帯を巻いた中也が病院のベッドで上半身だけ起こして窓の外をぼんやり眺めていたら、廊下をバタバタ走って(「走らないでください!」と注意する看護師さんの声)息せき切って病室に飛び込んで来た黒髪の青年が、自分の顔を見るなり目に涙をあふれさせてベッドの前に跪き、布団に額を擦り付けて、CV宮野の声で言うわけだ…
「ああ良かった…!御主人様…!!」
アカデミー主演男優賞は俺たちの太宰治がいただきました。飾りなのよ、涙は。
この「他人のふりして会話する」プレイは、普段の関係性や口調から乖離していればいるほど燃え上がりますので、太宰が中也を御主人様と呼んで、上着を掛けてあげたり、靴下を履かせてあげたり、靴を履かせてあげたり、車のドアを開けてあげたり、自分は運転席に座って手袋を嵌めて黒いハンドルを握ハァ~~~~~ン!!!!最高~~~~!!!!
自分のために尽くす、頭が良くて、気遣いできて、見た目も美しい、なんか確かに懐かしい雰囲気のする男のこと、中也が大事にしないわけないじゃないですか!!「二人でいるときは『中也』でいい」とか絶対言うし、そんなことできません自分は従者ですからと頑なに遠慮していたけれどもある嵐の夜に中也の部屋でブランデー入りの紅茶を飲みながら太宰の身の上話を聞くイベントが発生し、一通り聞いてあげた後、「これからはずっとここにいていい」の選択肢を選ぶと、恥ずかしそうに「ちゅ、中也…さん」とか言う。そんなの見たらこの男はもうイチコロですよ。まあその身の上話も全部嘘なんですけどね。
あれ?でもこの二人セックスしないな??恋愛感情に発展していたとしても、ここまで敬愛を向けられているのに中也からそれを裏切るようなことはしないだろうし…太宰も押し倒したらそれはネタバラシのタイミングになっちゃうし…主従のフリを続けたままで挿入に持ち込むにはどうしたらいい?教えてエコサン(思いつきました)(0.3秒)。太宰が毎夜食事に微量の催淫剤を仕込み始め、中也は何度も自慰をして発散してからでないと眠れなくなり、どうしてもそういう気分になれない日は布団で朝方まで悶々としているため寝不足になってしまう。目の下の隈が濃くなっていく御主人様を気遣い、医者を呼びましょうか、何か不安なことがあるのなら夜はおそばに控えていましょうか、など提案するも中也は眠れない理由を太宰に言えるわけがないので大丈夫だの一点張り。そんなある夜、太宰は御主人様の部屋のドアの隙間から、御主人様がしんどそうに自慰行為に耽っているところを目撃してしまう。慢性的な寝不足で体力が落ちていて、うまくイくことができず苛立ちの声をあげる中也。それを見かねた太宰は部屋に入り、慌てて着衣を整えようとする中也の手を取り、さっきまで性器を握っていた彼の手の甲にキスをして言う。「私がお手伝いいたします」と。ヨシ!mission complete.

……ところで、ここまで全部太宰くんの嫌がらせパターンで考えてたけど、これやってる期間中、ポトマの仕事どうなってんだろうね??
IQの98%を挿入に持ち込む方法を考えることに使っているので、思いつかないな…。まあええか!

 

8. ポートマフィアが探偵社員を殺した

さっきのと温度差がすごいことになる。これは預言だよ。
今日はこの8番で終わりにするので、読まない方がいいです。探偵社員が死ぬ場面も書きます…。
闇AVすごろくを放流したとき、お友達からは「8は地獄」とか「太中最大のタブー」というコメントをもらえて、わたしも本当にそう思う(時には服のない子のように/ユニコーン)と思いましたが、いざ自分で妄想するとなると胃が痛いな……one two three four がんばる……。

ポートマフィアが探偵社員を殺すこと、普通にありえると思ってます。
共喰い編のとき、首領の危機に際して、武装探偵社の社長を殺せば解決すると分かったら、中也はすぐさま行動を起こしている。ポートマフィアの武闘派を何人も惜しみなく現場に投入して、社長を出せと交渉しましたよね。あそこで問答無用で探偵社員を殺しにかかるのではなく初手は「社長を出せ」からにしたのは、探偵社員を無駄に殺さないようにしたのではなく、探偵社員と交戦することでポートマフィア側に無駄な犠牲を出さないためだったと思います。社長を殺しちゃったら、ほか何人殺そうが殺すまいが、探偵社にとって許されざる敵になることは変わらないわけですから。中也の台詞「そうすりゃ皆死なずに済む」の『皆』にはポートマフィアの人間も含まれている。
つまりあそこで探偵社側が「探偵社員(谷崎)を捕虜に差し出す」以外の作戦を取っていたら、交戦になり、誰かしら死んだということで、中也も中也の部下たちもそのつもりで来ていたということになる。
あそこ、国木田君が方針を決めれば、乱歩さんが策を出してくれる、という場面だったので、国木田君は「誰も死なせない」という方針を立てたってことですかね。エモい…。
もっと前の8巻共闘前らへんでも、森さんが「だが死んでいない。マフィアとして恥ずべき限りだ」と言っているし、やっぱり彼らはマフィアとして普通に人を殺すんですよね。わん!を見ているとうっかりそんなこと忘れてしまいますけど、2巻の時点で芥川くんは交番のおまわりさんを惨殺しているからね…。
今更ですが、その2巻の交番のところ読み返したら、あの人たちは民警じゃなくて「軍警」なんですね!?だから壁にライフルとか物騒な武器掛かってるのか…え?乱歩さんが殺人事件解決したときにいた刑事さんは民警ですよね?ひょっとして横浜市だけ交番に配属されてるのは民警じゃなくて軍警ってことなの??さすが魔都…日常的にドラゴンや魔獣が現れる街…。

そういうわけで、ポートマフィア側には「殺す」って選択肢が普通にあるので、協調路線はやめて武装探偵社を潰そう、という方針に変わったとき(三刻構想があるから潰すというよりは弱体化かな)、やっぱり与謝野先生を奪取しよう、という方向に行くと思うんです。与謝野先生の異能がある限り、探偵社員は手をふっとばしても足をふっとばしても元通りになるし、敵対する側にとっては消耗戦に持ち込まれてしまう。そのことは、かつて与謝野先生を戦争に利用していた森さんは一番よく分かっていると思うんです。
探偵社を潰すにあたり、まずは与謝野先生を攫おうとする。でもそんなこと両組織間の雲行きが怪しくなってきた時点で乱歩さんは読んでいるだろうから作戦は阻まれ、いきなり直で与謝野先生を攫うのは難しいねってことになる。そこで次はナオミちゃんを攫い、谷崎くんにナオミちゃんの写真を送りつける(銀幕ビ太宰とやり口が同じなのよ…)。
優先順位が上位のものを守るためには優先順位が下位のものを犠牲にすることをためらわない、というマフィアの思想と近いものを谷崎くんは持っているので、探偵社の連帯に綻びを作ろうとするなら彼を狙うかなと思います。
探偵社で会議を開き、対策を考えるけれども、谷崎はこんなことやってる間にもナオミが危険に晒されている、とにかくマフィアと交渉のテーブルにつかないと話にならないのだから、与謝野先生を連れて自分に行かせてくれ、と発言する。おまえそれは与謝野先生をマフィアに差し出すということか、と国木田が言う。そんなつもりはない、そんなつもりはないけどじゃあどうしろって言うんだ、と谷崎は言う。こういう空気になると与謝野先生は「行く」と言いそう。それはマフィアの思う壺だ、と太宰は言う。(この時点で地獄)(もうやめたい)
ナオミの危機をちらつかせれば谷崎は太宰や乱歩が立てた作戦を無視する、という森さんの読みが当たり、谷崎くんはナオミちゃんを無事救出できたけれども与謝野先生とはぐれてしまう(差し出したわけではない)。危険エリアから脱出しようと地下道を走る与謝野先生を追いつめたのは中也だった。
生け捕りにしろという命令だし、殺すつもりはなかった。口での脅しに屈するタマじゃねえことは分かっているし、とりあえず足でも撃ち抜いておいて連れ去るか、と、中也は重力操作で小石を操り、与謝野先生の足を撃ち抜こうとする。
太宰はここまで読んでいて、計算では足を撃ち抜かれる寸前に助けが間に合うはずだった。しかし太宰と国木田がその場に到着した時、地下道の天井が崩れ、驚いた中也が崩落する天井を吹き飛ばそうとそちらにも重力操作を使ったことで小石の軌道が変わり、与謝野先生が元々の軌道を避けるつもりで動いたことで、小石は与謝野先生の胸を貫通してしまう。
地下道の天井を崩落させたのは別の組織(《鼠》かな)だった。ポートマフィアと探偵社に潰し合ってもらえると好都合な組織の横槍が入ったのだ。
与謝野先生の「生け捕り」に失敗したことを首領に報告しなくてはならなくなった。中也は太宰と一瞬視線を交わし、その場を立ち去る。太宰と国木田はすぐに与謝野先生を病院へ運んだが、即死であったため、間に合わなかった。

報告を受けた森さんは執務室の窓から横浜の街を見下ろしながら「全面戦争になるね」と言う。
一方、探偵社では、社長は「これ以上探偵社員から犠牲を出すことは認めない」と言うし、谷崎は作戦を無視したことに責任を感じていて(悔いてはいない)押し黙っており、他のメンバーも「与謝野先生を殺したポートマフィアをこのままにしてはおけない」という気持ちを抱えつつ、でもじゃあどうする?という雰囲気で、まさにお通夜状態。
そんなとき、「私ちょっと散歩してくるね~」と言って太宰は一人で出て行く。
武装探偵社は別に、やられてもやり返さない善い子ちゃんな組織ってわけじゃない。『うずまき』のマスターが攻撃されたときはそれをやった奴等をボコボコにしたし。相手がポートマフィアとなると、殺さずにボコボコにするなんて加減する余裕は持てないし、自分たちも五体満足では済まない。それは社長が許さない。だからやらないだけなのだ。
けれども、ポートマフィアは武装探偵社と利害が対立すれば、また攻撃してくるだろう。そのとき、目の前に中原中也がいたら、相対している探偵社員は復讐の感情にかられるだろう。
それは駄目だ。また探偵社の仲間が死ぬ。誰も中也には敵わない。「閉じ込める」くらいが限界で、あれを倒すことはできない。だから今殺そう。私が殺そう。中也を殺すことができるのは、七年間毎日寝ても覚めても中原中也のことを考え続けてきた自分だけだ。
太宰はその日から探偵社に姿を見せず、中原中也を殺すための準備を始める。

激闘の末、異能無効化された状態で銃で致命傷を与えられた中也は、絶命したふりをして残された体力を振り絞りナイフを太宰の胸に突き立てる。
ナイフを振りかぶったとき、太宰と目が合った。その瞬間全て理解した。太宰は最初からそのつもりで来たのだ。
結局手前の作戦通りか。「胸糞わりぃ」と吐き捨てたのを最後に中也の瞳から光が失われる。
太宰は血を吐きながら、片手で中也の身体を抱え、懐に隠していた起爆装置のスイッチを押す。周囲一帯が大爆発し、業炎に包まれ、二人の死体は骨すらも残らない。
それぞれの組織で弔いが行われたが、どちらの棺も中身は空っぽであった。

おわり

 

 

…………だから読まない方がいいって言ったじゃないですか!!言いましたよ私は!!
めっちゃ頭が疲れた…いっぱい書いた……あと何問あるの?全部で24問だから、24ひく8は~~?じゅうろく~~~~!!! エッ!?半分も終わってないの!?
ざっけ……!いいですよねえ!お題を考えるだけの人は気楽で!!(※自分が考えたお題です)